葬儀と一口に言えども、様々な形式の葬儀があります。大阪市内にある、大阪市立北斎場では、進行している宗教や宗派にかかわらず、葬儀を行うことができます。公営の斎場ならではの懐の広さが大阪市立北斎場の魅力なのです。
最も一般的な葬儀の形式は、一般葬であるとされています。一般葬は会葬者を特定せずに執り行い、会葬者が300名を下回る場合を指します。300名以上の会葬者となる場合は、「偲ぶ会」「お別れ会」を行い、それよりも先に近親者での密葬や家族葬を行います。大阪市立北斎場では、80名以上の大ホールでの大規模な葬儀を執り行うことができます。
葬儀はお別れの儀式の場なので、奇をてらったような演出は多くありません。そのため、そのような演出を行わない方は、一般葬のプランで事足りるでしょう。昨今では、故人と縁の深かったことを取り入れた演出を行う自由葬という形も増えています。では、この自由葬とはどのようなものなのでしょうか。生前の故人が音楽が好きな方だった場合、音楽葬という形式をとるとこれは自由葬になります。自由葬を希望する場合、斎場によって対応することができる場合とできない場合があるため、必ず斎場に相談するようにするようにしましょう。普通は自由葬は故人の遺志で行われるため、自分の葬儀は自由葬がいい、とお考えの方は自由葬に対応している斎場を探しておくとよいでしょう。
自由葬のほかに最近増えつつある葬儀の形式は、近親者のみの少人数で葬儀を行うという家族葬や密葬という形です。大阪市立北斎場では、大阪市民や八尾市民の方であれば特別価格で家族葬や密葬のご案内を行っており、ホームページ内には実例も金額付で紹介されているのでより具体的にイメージしやすくなっています。家族葬や密葬は、その名称から、家族だけで執り行う葬式である、とお思いの方も多くいますが、厳密にはこの限りではありません。本来は遺族のみで行う家族葬ですが、マナーや人の思いなどの点から、故人と所縁のあった友人などを含めた少人数で執り行う葬儀を、家族葬や密葬と呼ぶのです。