多くの方は葬儀と聞くと、多くの出費を必要とする、というイメージを抱かれるのではないでしょうか。一般的に葬儀に必要とする平均的な費用は200万円ほどであるといわれています。大阪市内も例外ではありません。しかしながら、葬儀にかかる費用の内訳について不透明でよくわからない方も多いことでしょう。葬儀には大きく分けて4つの要素があり、それぞれ費用を必要とします。
まず1つ目は施設利用に関する費用です。大阪市内で葬儀を行う場合、自宅を利用しないのであれば、斎場などを借りる必要があります。大阪市内には大阪市立北斎場のような公営斎場があり、公営斎場の利用であれば、大阪市民であれば特別価格で利用することができます。一方で民営の斎場は施設利用費は大阪市立北斎場のような公営斎場と比べるとやや割高になっていることが多くあります。
2つ目は葬儀を実際に行うにあたり必要とされる費用です。この費用は、故人のエンバーミングや棺、祭壇や霊柩車の利用料金などがあります。また、遺族からのお花にも、料金を必要とします。それぞれの内容には、ランクがあるため、それによっても値段に差が出ます。そのため、それぞれの内容に使うものはよく葬儀社などと相談を行って決めるようにしましょう。
次にあげるのは、会葬者をもてなすために必要となる費用です。このもてなしは、返礼品などが挙げられます。また、地域によっては、近隣の方たちに葬儀の手伝いをしてもらう場所がありますが、そのような場合は、手伝ってもらった方々のお礼としての飲食費やお包が欠かせません。親戚が多く会葬者としてくる場合は、親戚たちに飲食を振る舞う必要があります。そのため、飲食費も必要とさります。遠方から親戚が来る場合は、宿泊費を負担しなければならない場合もあります。
最後に、それぞれの宗教の違いにもよりますが、お布施としての心づけも必要とされます。一般的なケースとして、仏教のお坊さんにお経や戒名を頼む場合、費用を必要とします。信仰している宗教によってはお布施を不要としている場合もありますので、必ず事前に確認を取りましょう。大阪市立北斎場では、宗教を問わずに葬儀を行うことができます。
葬儀は多くの要素が集まって出来上がります。それらの1つ1つの内容をじっくりと確認することで無駄な出費を抑えることができる可能性があります。大阪市立北斎場のホームページには、実際の葬儀の例や金額が紹介されています。疑問などがあった場合はWebから簡単に問い合わせができるので、活用しましょう。工夫を積み重ねることで、出費を抑えた満足度の高い葬儀を行うことができます。