通夜では読経と焼香を行う

喪主、遺族、親族は通夜の開始15分前には着席して、僧侶の入場を待ちます。僧侶の読経のあと、喪主、遺族、親族、会葬者の順に焼香をします。会葬者の黙礼に対して、遺族は座ったままで礼を返してかまいません。会葬者の焼香がすべて終わり、僧侶が退場して通夜の式次第は終了します。
 
喪主があいさつをする
僧侶の退場後、喪主があいさつをする場合は、会葬のお礼と故人がお世話になったことへの感謝を述べ、通夜ぶるまいの席の案内をします。
 
僧侶に控え室でお礼をする
喪主は、控え室で僧侶にあいさつし、翌日の葬式の時間などを確認します。通夜ぶるまいの席が整ったら、上席に案内します。
僧侶が通夜ぶるまいを受けない場合は「御車代」(交通費)のほかに「御膳料」(お食事代)を渡します。通夜の謝礼として渡す「お布施」は、葬儀のお布施と一緒に、葬儀後に寺院に出向いて渡すのが一般的です。
 
通夜ぶるまいの席を設ける
通夜ぶるまいの席は、食事をしながら故人を偲んでもらうとともに、会葬のお礼として設けます。
自宅での葬儀が主流だったころは、近所の人たちが炊き出しを手伝ってくれました。料理を持ち寄り、夜遅くまでの酒宴になることもありました。
最近は斎場を借りていることもあり、仕出しの料理を注文し、1~2時間で切り上げるケースが多いようです。食べる人数も読めず、時間もそれぞれなので、大皿に盛り合わせた料理を用意します。以前は、肉や魚を避けた精進料理でしたが、寿司、サンドイッチ、オードブルなどが一般的です。
予定していた終了時間がきたら、喪主あるいは親族代表があいさつしてお開きとなります。あいさつでは、滞りなく通夜を行うことができたお礼を述べ、翌日の葬儀の案内をします。
 
受付係と会計係から仕事を引き継ぐ
遺族は通夜が終わったら、受付係と会計係から仕事を引き継ぎ、通夜ぶるまいとは別に食事を出してねぎらいます。
 
通夜のあいさつ(例)
本日は父○○○○のために、お忙しい中、ご弔問いただき、誠にありがとうございます。故人にかわりお礼を申し上げます。
父は、○月○日に逝去いたしました。享年78歳でございました。生前賜りましたご厚誼に、深く感謝しております。
ささやかではございますが、別室に供養の席を設けさせていただきました。どうぞ、故人を偲んでお召し上がりください。
 
通夜ぶるまい終了のあいさつ(例)
本日は亡き父のために、おでかけいただき誠にありがとうございます。おかげさまで、滞りなく通夜をすますことができました。
皆様より父が故郷で楽しく暮らしていた様子を伺い、ほっとしています。皆様に親しくお付き合いいただき、感謝申し上げます。お話は尽きませんが、このあたりでお開きにさせていただきたいと思います。
なお、明日の葬儀はこの斎場で午前○時から行います。お時間がありましたら、ご会葬いただければと思います。

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