堺市南区での葬儀・家族葬を行ったさいに、市から葬儀の給付金を受け取れる制度がある事はご存知でしょうか?
堺市のホームページでも情報が公開されておりますが、
堺市の方が亡くなられ、その亡くなられた方の葬儀費用に対して、堺市から1件につき5万円の葬祭費給付金が支給されるという制度です。
この制度を知らない方や、面倒でやっていない方もいらっしゃると思います。
詳しい事は堺市のホームぺージで確認するかお問合せください。
葬祭費の支給について(堺市サイト)
また、当社でも葬祭費に関するご案内を行う事ができますので、気になった方はお気軽にお電話かお問合せください。
「世話役代表のあいさつ」
通夜のあいさつは、前述したように喪主が行うのがふつうで、喪主が行えない場合は親戚が代わってするのが順序です。ただし、親戚にも適当な人がいなかったり、また遺族から代わってあいさつすることを依頼された場合には、世話役代表があいさつをします。親戚が世話役代表を務めている場合は、わざわざ世話役代表としてではなく、親戚代表としてあいさつをすればよいでしょう。
本日は、お忙しいところを故江口真一君の通夜にご弔問くださいまして、まことにありがとうございました。本来ならば喪主であります江口夫人がごあいさつするところですが、突然のことで大変にお力を落としていらっしゃいます。故人とは古いつきあいであり、世話役を務めさせていただいております私、後藤正夫から喪主に代わってごあいさつ申し上げます。
江口君は一昨日七月四日の晩、仲間と会食中に脳内出血で倒れ、すぐに病院へ運ばれましたが、そのまま意識を回復することなく、翌五日午前一時二十六分に息を引き取りました。
享年五十六歳。いささか早過ぎる旅立ちでした。
皆さまご存じの通り、江口君は快男児でありまして、仕事をしても遊びに興じても、度胸よく快活で、こせこせするのは大嫌いでした。九州は鹿児島出身だけあって酒も滅法強く、いくら飲んでもだらしなく酔いつぶれるということがありませんでした。「太く短く。それが俺のモットーだ」と、口癖のように言っていたのを思い出します。その言に違わず、あまりにあっさりと逝ってしまいました。それはいかにも江口君らしいと思える最後ですが、家族や我々友人、仲間のことも考えて「長く」生きてもらいたかった。本当に残念です。
生前にお世話くださいました皆さま、親しくおつきあいくださいました皆さまに、故人、ご遺族に代わりまして心よりお礼申し上げます。残されましたご遺族に対しましては、今後とも代わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。
なお、明日の葬儀は午前十時からこちらで執り行います。どうぞよろしくお願いいたします。
別室に簡単なお食事の用意をしてございます。お召し上がりになりながら、遺族とともに故人をしのぶ話などなさっていただきたいと存じます。本日はありがとうございました。
*ポイント
故人に対しては、世話役の立場によって「君」あるいは「殿」などの敬称をつけますが、最初に「故江口真一」、その後は「故人」と呼んで、敬称をつけなくてもよいでしょう。