岬町での葬儀・家族葬を行ったさいに、岬町から葬儀の給付金を受け取れる制度がある事はご存知でしょうか?
岬町のホームページでも情報が公開されておりますが、
岬町の方が亡くなられ、その亡くなられた方の葬儀費用に対して、岬町から葬祭費給付金が支給されるという制度です。
この制度を知らない方や、面倒でやっていない方もいらっしゃると思います。
金額等の詳しいことについては、岬町に直接お問合せいただければと思います、
岬町のサイトのリンクを以下に設置しましたので、宜しかったらご覧頂ければと思います。
岬町の葬祭費について(岬町サイト)
ホームページで確認出来る事は以下の通りです。
・申請に必要なもの
妻(故人)夫・六十五歳・病死
本日は亡夫柴田勉の葬儀に際し、お忙しいところ多数ご参列くださいまして、まことにありがとうございました。
また先ほど、お心のこもった弔辞を頂戴いたしまして、故人もさぞ喜んでいることと存じます。
夫は去る五月二十二日午後六時二十一分、初台病院付属のホスピスにて、肝臓癌のため他界いたしました。
享年六十五歳でございました。夫が最初に入院したのは半年ほど前です。
そのとき、夫には何か予感があったのかもしれません。
検査の後の説明で「癌であれば隠さずに言ってもらいたい」と強く申しまして、肝臓癌の末期ですでに手術は難しいことを聞きました。
さすがに深い衝撃を受けたようでしたが、それでも静かに現実を受け止めて「それでは家へ帰らせてください」と申しました。
反対する私をなだめて、夫はホスピス病棟に移り、そこでの担当医から痛み止めの薬をもらって退院をいたしました。
夫はかなり熱心な仏教信者であり、退院を望んだのはかねてから念願だった写経の掛け軸を作って、お寺に奉納するためでした。
三か月かかってそれをなし遂げた夫は思い残すことなく、再びホスピスに入院した次第です。
癌の終末期は苦しむと聞きますが、モルヒネによる痛み止めがよく効いて、夫は死の直前までさほど苦しみませんでした。
病棟の茶話会で披露するカラオケの練習をしたりして、いたって明るく過ごしておりまして、私はしばしば取り残された思いで一人落ちこんだものです。
しかし、こういう死の迎え方もあるのかと、今では教えられたような思いでおります。
何事につけこうと決めますと、決して曲げなかった夫でございます。皆さまにはご迷惑をおかけしたことも多々あったことでしょう。
本当に温かくおつきあいいただきまして、ありがとうございました。夫に代わり心よりお礼申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。