大阪市天王寺区での葬儀・家族葬を行ったさいに、市から葬儀の給付金を受け取れる制度がある事はご存知でしょうか?
大阪市のホームページでも情報が公開されておりますが、
葬祭を行った方に対して、5万円の葬祭費を支給しておりますが、この葬祭費を受け取るには、大阪市国民健康保険に加入している方が亡くなられて葬祭を行った場合に受け取ることができるというものです。
大阪市のサイトで確認出来る事は、
・支給方法
・申請できる方
・申請に必要なもの
・ご注意
葬祭費の支給について(大阪市サイト)
宜しければ一度ご確認頂ければと思います。
当社でも詳しくご案内可能ですので、お気軽にお電話かお問合せください。
通夜での謝辞(喪主のあいさつ)3についてのご紹介です。
皆さま、本日はご多忙のところ、ごていねいなお悔やみをいただきまして、まことにありがとうございました。こんなにたくさんの方々においでいただき、妻厚子もさぞかし喜んでいることと存じます。
妻は勤務先からの帰宅途中で交通事故にあい、すぐに病院に運ばれましたが、そのまま意識を回復することなく他界いたしました。突然のことで何もしてやることができず、今はただ呆然とするばかりです。何とも早すぎる最後ではありましたが、仕事に情熱を燃やし、また主婦として母としてもがんばってくれました。精一杯生きたと存じます。このうえは、妻のためにも子どもを立派に育てあげなければと、心に誓っております。
なお、明日の葬儀は午後一時からでございます。せめてにぎやかに送ってやりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いいたします。
心ばかりではありますが、食事の用意をさせていただきました。どうぞお召し上がりになりながら、妻をしのんでやっていただきたいと存じます。
*ポイント
葬儀の予定についてふれています。ぜひ多くの人に出席してほしいと願う場合や、連絡がしっかりと行き届いていない恐れがある場合には、一言案内をはさむとよいでしょう。
大変お忙しい中を、そしてご遠方からもわざわざお運びいただきまして、本当にありがとうございました。妻幸子も、皆さまのお志に深く感謝していることと存じます。
この土地に移ってすでに二十五年になります。定年を控えた私が脱サラを考えたとき、まっ先に賛成してくれたのが妻でした。すでに結婚していた娘たちにはずいぶん反対されましたが、それでもこうして第二の人生に乗り出すことができたのは、妻の協力があったおかげです。それから二十五年、この地で力を合わせて野菜づくりを続けてまいりました。
その妻が倒れたのは半年前のことです。胃と腸に癌が発見され、「長くはない」と告げられました。入院した妻はそういう状況を察したのでしょうか、「もうだめならば家で死にたい」と申しました。その願いをかなえることができましたのは、病院の皆さまのご理解と、ご近所の皆さまのお力添えのおかげです。私一人ではとても無理でした。本当にありがとうございました。また、古くからの友人の方々からは励ましのお手紙や、お見舞いの品々をお送りいただきまして、妻も大変感謝しておりました。
あちらの部屋にささやかですが、食事を用意いたしました。どうか故人をしのぶお話など、お聞かせいただきたいと存じます。