岸和田市での葬儀・家族葬を行ったさいに、岸和田市から葬儀の給付金を受け取れる制度がある事はご存知でしょうか?
岸和田市のホームページでも情報が公開されておりますが、
葬祭を行った方に対して、葬祭費を支給しておりますが、この葬祭費を受け取るには、国民健康保険に加入している方が亡くなられて葬祭を行った場合に受け取ることができるというものです。
申請方法についてや、支給額については市のサイトからご確認いただくか、必要な場合はお問合せ頂いても良いと思いますし、当社でもご案内可能ですので、お申し付けください。
宜しければ一度ご確認頂ければと思います。
当社でも詳しくご案内可能ですので、お気軽にお電話かお問合せください。
長男(故人)母・七十九歳・病死
ご会葬の皆さま、本日はお忙しい中、また遠路はるばる、母富子のためにお集まりくださいまして、まことにありがとうございました。
おかげさまでつつがなく、葬儀ならびに告別式を終了させていただきました。遺族を代表いたしまして、お礼申し上げるとともに、一言ごあいさつさせていただきます。
父が亡くなりました二年前から、母は郷里を離れて、こちらの私どもの家でいっしょに生活しておりました。
それは母にとってはずいぶん辛いことだったと思います。長年暮らした郷里の家には父との生活や、私どもを育ててくれた日々の思い出がしみこんでおります。
また、親しんだ近所の皆さまや友人の方々と離れてしまうのは、耐えがたく寂しいことだったでしょう。
けれど、すでに喜寿を迎えて、ずいぶん体力も落ちておりましたし、一人暮らしをさせるのはどうしても心配でしたので、私のほうから強く説得した次第です。
こちらにまいりましてからは、地域の老人会の集まりに出かけて、少しずつお仲間に入れていただきまして、皆さまの優しさに母はずいぶん感謝しておりました。
けれど、なによりも楽しみにしておりましたのは、郷里の皆さまから届くお便りでした。
去年の秋、散歩の途中で転び、けがをしましたのをきっかけに、母はしばしば寝こむようになりました。
風邪をこじらせ肺炎を起こしかけて入院したり、その頃を境に母の体力はめっきり落ちてしまったようです。
そして一昨日の朝、なかなか起きてこないので、見にいきましたところ、様子がおかしく、すぐに病院に運びましたが、ほどなく他界いたしました。
もうすぐ八十歳の誕生日を迎えるところでした。天寿を全うしたと申し上げていいと存じますが、ただ心残りなのは、もう一度郷里の土を踏ませてあげたかったということです。
本日は、こうして懐かしい皆さまのお顔も拝見できまして、母はさぞかし喜んでいることと存じます。
生前賜りました皆さまのご厚誼に深く感謝いたしますとともに、今後とも変わらぬご厚情を賜りますよう、お願い申し上げます。皆さま、本当にありがとうございました。