葬儀 葬儀を執り行う

葬儀と告別式は本来異なる目的
「お葬式」は、「葬儀」と「告別式」を合わせて作られた言葉といわれています。本来、仏式では故人を浄土へ導く儀式が葬儀で、故人の死を公にし、会葬してもらう式典が告別式でした。しかし、最近は、両方を続けて行うのが一般的です。

遠方の親戚などへの配慮も
本来、故人が亡くなって7日目に行う「初七日(しょなのか)法要」を繰り上げて、葬儀当日に行うことも増えています。遠方の親戚などが葬儀の数日後に改めて集まらなくてもいいように配慮したものです。火葬前に行う場合を「繰り込み初七日」、火葬後に行う場合を「繰り上げ初七日」といいます。

葬儀・告別式の流れ
喪主をはじめ、遺族、親族、会葬者は、着席して僧侶を待ちます。僧侶入場の際は頭を下げます。読経は一般的に30分くらいです。葬儀と告別式を同時に行う場合は、喪主、遺族の焼香に続いて、一般会葬者が焼香を行います。遺族は座ったまま黙礼を返します。
全員の焼香が終わったら、僧侶が退場して、閉式となります。
葬儀と告別式を同時に行わない場合は、喪主や遺族が焼香したあと、僧侶が退場し、葬儀が終了します。その後、再び、僧侶が入場し、司会者が告別式の閉式の辞を述べ、会葬者の焼香となります。

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