墓石を建てるには

Point!
・石材店はずっと頼りにする存在
・オリジナリティあふれる墓石も

石材店選びは足を運んで
石材店は、お墓を建てたあとも、開眼(かいげん)供養や納骨式、メンテナンスでお世話になります。じっくり信頼できる店を探しましょう。
墓地で指定されている場合は、指定店を何軒か訪ねましょう。
指定がない場合は、インターネット、パンフレット、広告などで探し、できるだけ直接、店に足を運んで決めましょう。実際に話したときの印象は大切です。

Check
石材店選びのポイント
□料金設定がわかりやすい
□費用の内訳が明示され、見積書がわかりやすい
□納期、工事方法などが明記されている
□墓地管理人との信頼関係がある
□業界団体へ所属している
□地元で実績がある
□墓地の地質などを熟知している
□墓石に関する知識が豊富なお墓ディレクター資格保有者がいる
□墓石の種類が豊富で、原産国などと明記している

墓石のイメージを作って依頼
石材店が決まったら、予算やどんなお墓を建てたいかについての打ち合わせをします。それまでにどんなお墓を建てたいか考えておきましょう。お墓の形は、インターネット、カタログなどでも見られますが、実際に墓地に行っていろいろお墓を見るとイメージが具体的に沸きます。

墓石建立までの流れ
石材店を決定、依頼
→担当者の現地調査。デザイン、予算、完成。希望日など打ち合わせ
→設計図、見積書をチェック。納得したら契約
→費用の一部入金。工事着工
→工事完了。確認後引き渡し
→残金を入金

基本的なお墓のしくみ
お墓は、墓石を中心に外(がい)柵(さく)やカロートのほか、線香立てや花立てなどの付属品で成り立っています。下の絵は日本で多く建てられている「和型(わがた)三段墓」です。

カロートとは?
カロートは遺骨を納める納骨室です。2つのタイプがあります。
①遺骨を骨壷(こつつぼ)に入れて納骨する。雨水や地下水が浸水しないよう、底をコンクリートで固める。
②遺骨を土に還すタイプ。骨壺から出して納骨し、底は地面のまま。

オリジナルデザインの墓石も増えている。
最もよく目にするのは右の絵のような和型ですが、背が低く横に広い洋型(ようがた)(オルガン型)も増えています。
また、最近では従来のお墓とは全く雰囲気の異なるデザインのお墓もあります。モニュメントのような形で生前個人が好きだったものをあしらったり、「○○家の墓」ではなく、「愛」「翔」など好きな文字を彫り込んだりします。

墓石を選ぶポイント
墓石は屋外で日光や風雨にさらされるため耐久性が必要です。石材店と話し、原産国や石の知識などに詳しい人に相談しましょう。銘柄や価格だけでなく、実際に石を見て、色や形、質感などイメージに合ったものを選びましょう。

石材選びのポイント
□硬度が高い
□吸水性が低い
□磨くと光沢が出る
□傷やムラがなく、模様が均一

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