代理人に依頼する。

Point!
・代理人に公式書類の取得を依頼するときは委任状が必要
・委任状は請求者の直筆で書く

親族以外に依頼するなら委任状が必要
故人に関する手続きにはさまざまな書類が必要です。故人の除籍謄本、手続きする人の住民票や印鑑登録証明書などは提出する機会が多いので、まとめて取得することをおすすめします。
これらの書類は、代理人に取得してもらうことも可能ですが、申請者(本人)の同世帯の人や配偶者、直系の親族以外の人に頼む場合は、委任状が必要です。自治体によっては申請書をホームページからダウンロードできるところもあるので利用しましょう。

委任状は請求者が直筆で書く
委任状には形式はありません。白紙に次の通り内容を明記します。代理人の住所や氏名を含め、すべてを本人が直筆で書く必要があります。定型の委任状が役所のホームページにあれば印刷し、直筆で記入します。代理人には公式書類の交付申請書に内容を記入して渡しましょう。

委任状に必要な内容
●委任の日付
●代理人の住所、氏名
●委任の内容
●委任の有効期限
●委任する人(請求者)の住所、氏名、押印

Check
公的書類取得のための本人確認
近年、個人情報保護の意識が高まる一方で、消費者金融からの借入目的などのために、不正に他人の戸籍謄本などを取得する事件が起きています。そのため戸籍謄本、住民票の写しなどの交付には、本人確認をすることが法律で定められました。窓口に出向くときは本人確認用の書類を用意しましょう。

【1枚で確認するもの】
運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど写真付きの証明書

【2枚以上で確認するもの】
国民健康保険、後期高齢者医療健康保険、船員保険または介護保険の被保険者証、共済組合員証、国民年金証(カード)、学生証など写真付きでない証明書

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