喪主と施主は実は別々の役割が

葬儀を行う遺族側の代表者を喪主、葬儀に関するすべてを決める人を施主と呼びます。多くの場合では、喪主と施主は同じ人がかねることが多いため、喪主は施主と同義であると考えてもまず間違いではないでしょう。喪主は精神的にも肉体的にも非常に大きな負担を強いられることになるため、役割を分担するなどの選択肢も視野に入れることが大切になります

葬儀を行うにあたって、喪主となる可能性が最も高い人は、故人の配偶者です。しかし、配偶者がいない場合や、高齢である場合はその子どもや故人の兄弟が喪主を代わりに行うこともあります。喪主は必ずしもこの人でないといけないという決まりはありませんが、喪主は多くの場合葬儀のすべてにおいての決定権を持つため、誰もが納得する人である必要があります。

喪主は遺族の代表者を意味する言葉であり、葬儀のすべてを決める人を施主と呼びますが、昨今では喪主と施主が同じ人であることが多いため、喪主と施主は同じ人であるという認識でも問題はないでしょう。喪主は主に、葬儀に参列する人や葬儀場の席順の決定、供花の配列や弔問に来た客の対応を行います。また、施主と喪主がかねている場合は、葬儀社や斎場の決定等お金が絡む事柄の決定も行います。このほかにも喪主は様々な決定を下す必要や、会葬者の対応など非常に多くの役割があります。そのため、肉体的にも精神的にも自信がない場合は、葬儀社や斎場の担当者と相談を行いながら、家族や親族と役割を分担してもよいかもしれません。

大阪市で葬儀を行う場合、大阪市内には多くの葬儀社があります。斎場も同様で、大阪市立北斎場のような公営斎場のほかにも、民営の斎場も多くあります。大阪市立北斎場のような公営の斎場と民営の斎場の大きな違いは利用料と火葬場の有無です。公営斎場は利用料が民営より安く、火葬場が併設されています。一方の民営斎場は施設利用費が公営斎場よりも高いものの、設備や自由度が高いことが多くあります。このように、葬儀社や斎場にはそれぞれ特徴があるため、可能な限り様々な葬儀社や斎場を比較検討し、葬儀を行うことがおすすめです。大阪市立北斎場のように、最近では斎場や葬儀社のホームページに葬儀の実例や利用者の声が紹介されています。これらの情報も判断材料にするとよいでしょう。

故人が亡くなってから葬儀まで一般的に3日前後であるといわれていますが、この限られた時間の中で葬儀のすべてを決定することは非常に多くの負担がかかります。そのため、大阪市内にはどのような葬儀社や斎場があるのかについてあらかじめ情報を集めておく必要があります。予備知識が多いほど負担を減らすことにつながるのです。

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